りそな銀行って通販で買えるの知ってます?
9・15 リーマンショック (祥伝社新書174) ![]() 価格: 819円 レビュー評価:4.0 レビュー数:4 竹中平蔵慶応大学教授及び6人の代表的日本企業のトップのリーマンショック前後の対応はどうだったか、著者による聞き書きである。 その意味では非常に分かり易い。 7人のうち、アメリカ経済がおかしいと一番早い段階で察知したのは、りそなホールディング会長、細谷英二氏である。2004年の段階で、すでに警戒信号が耳に入っている。次に東証社長斉藤敦氏で「2006年5月には察知していた」と自ら述べている。あとは大体我われと同じレベルで2008年に入ってから警戒しだし、リーマンショック後もこれほどひどくなるとは思ってなかったようだ。 日本では市場原理主義の権化のように言われて |
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りそなの会計士はなぜ死んだのか ![]() 価格: 1,365円 レビュー評価:3.0 レビュー数:17 りそなの会計士が死んだ理由については、わからない。 ただ小泉改革の犠牲者であったことは間違いなさそうである。 投資者保護が叫ばれている中、会計士の正義は何なのか? 投資者のため? 会社のため? 会計士は、その狭間に存在する。 真実はもちろん一つであろうが、解釈の仕様により、それは多元である。 会計士はその中で、真実を伝えることを職務とする。 小泉改革は痛みを伴う改革と言われる通り、いろんな所で弊害をもたらした。 しかし私は間違いであったとは思わ |
企業生き残りの条件ーりそな社外役員の現場報告 ![]() 価格: 1,680円 レビュー評価:2.5 レビュー数:2 「りそな社外役員の現場報告」という副題に興味を抱いて読み始め、一気呵成に最後まで読んでしまった。長銀破綻を経験した元執行役員の著者がなぜ「りそな」の社外取締役・監査委員会委員長の現職に就いたのか、委員会設置会社の取締役が執行役と銀行再生にあたりどのように関わってきたか、まずは「普通の会社」になるブレークスルーに何が必要だったか、などが率直・具体的に語られている。著者がその都度発表してきたコラムの再編集の故か、4年経過時点までのダイナミックな動き・おもいがヴィヴィッドに伝わってくる。「問題先送り体質」をどう改革するか。公的資金注入の重みをひしひしと感じる著者の問題意識と、花王のアドバイザー・チ |
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